熊本県西原村 震災調査(追記)
5/4に行った熊本地震、西原村震災の調査の続き。
私たちの行った星田集落は、南側斜面に住宅が建つ小さな集落で、家屋に大きな損傷がなくても、 敷地に地割れ、裏山の崩壊などで住むことができない状態でした。 避難所となるはずの公民館も、裏山の危険があるので、一夜を道路で過ごしたと言われていました。 当日も少しずつボランティアが入って来てて、がれきの片付けなどが行われていましたが、 連絡がとれていなかったり(日時についてなど)やボランティアの足(軽トラ)の確保など、 少しままならなかった面などもあるようでした。
近くの避難所となっている小学校でヒアリング調査もしてきました。 避難所開設当初から、住民のそれぞれ得意な役割を分担し、 家から持ち寄った食材で、避難所の食事をまかなったと。 調査に伺った時にちょうど、体育館内をプラ段で各家庭ごとに仕切りを入れているところでした。 グランドには自衛隊のお風呂支援も行われていました。
地震から2カ月が経ちました。 私たちに何ができるのか、考えて行きたいと思っています。
※写真の転用はしないでください。